キャッツクローはインカの昔からの伝承薬

健康をとり戻せる魔法

ペルーのジャングルに生育する巨大な葛・キャッツクローは、昔から炎症や自己抗菌力の増強に効能があるとして、「猫の爪」という名前で呼ばれてきました。

キャッツクローは、インカ帝国の時代から利用されていたようです。原住民たちは、遠い昔から体や魂を癒すために、ジャングルに自生するたくさんの植物を使用していました。

これらの植物の中に、「ウーニャ・デ・ガト」と呼ばれているものがありましたが、これがキャッツクローです。
先住民たちは、この植物を「健康をとり戻せる魔法」と考えました。彼らは、この蔓を覆っている樹皮をはがして、煎じて、お茶のようにして飲みます。それを飲むと痛みや腫瘍が良くなることは、ずいぶん昔から知られていたようです。

コーヒー栽培のドイツ人が先駆者

キャッツクローが、最初の科学的な研究の対象となったのは二十世紀に入ってから。ペルーで結婚し、家族を持ち、半世紀聞ジャングルに住んだドイツ人のパイオニアによるものです。彼の名前は、アルトウルーブレルと言います。
ブレルはミュンヘンで自然科学を学んだ後、一九二六年ペルーを訪れました。彼はペルーでコーヒー栽培で成功。そして先住民と隣り合って住んでいたため、彼らの習慣に精通するようになります。

そんななかで、ブレルは次のことに気づきました。彼らは料理のたき火の煙と、ほとんどの食べ物を焼いている炭の、両方のタールに含まれている発ガン性物質に毎日さらされているにもかかわらず、ガンの病気にならないブレルは数年の勤勉な研究の結果、この状況は”強力な免疫系”によるものであるという結論に達しました。これがじつは、キャッツクローのおかげだったわけです。
彼らは毎日のようにキャッツクローを煎じて飲んでいたのです。

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